ドイツの薬局(Apotheke)の使い方2
実際にアポティーケで医薬品を購入する(処方箋なしの場合)
どうしても頭が痛くて直ぐに痛み止めが欲しいと言うような時は、ネットで購入して薬が来るのを待ってなんていられません。
そして日本にいたなら、自分でドラッグストアで薬を買って済ましていたことを、いちいちクリニックにかかるのは嫌だなと、医師にかかることをためらう時もあります。
そんなとき、薬局で薬剤師さんに相談できると言うのはとても良い事です。
色々な場所でアポティーケを使用しましたが薬剤師さんたちは
「〇〇日間内服しても良くならない場合はお医者さんに1度相談してね」とほぼ必ず言ってくれます。
医師にかかるべきなのかそうでないのかを判断するにも、とてもいいシステムだなと思いました。
今日はそんなアポティーケを使う時の注意点をごく簡単にまとめます。
- 予約は要らない
- マスクは入店前に必ず着用
- 入店
入店すると駐在している薬剤師さんが声を掛けてくれます。
コスメなど店内にディスプレイしてあるものを見るなら、そのまま店内を見て回れば良いですが、
医薬品を購入する場合は、店内にディスプレイしていない場合が殆どで、
ほしい薬がある場合は、薬剤師さんに欲しい薬(写真など)を見せるか
あるいは、自分の症状を説明して、必要な薬を薬剤師さんに決めてもらうかをします。
薬剤師さんの中には英語やその他の言語が話せる人もいますが、全ては薬局によるところが大きいです。多くはドイツ語のみか英語なら少し大丈夫という程度です。
4. 購入
買う薬が決まったら、クレジットカードでもキャッシュでもお会計を済ませて終わりです。
購入時薬剤師さんたちは、1日○回○錠内服してくださいと説明してくれます。
はじめに説明したとおり、○日内服しても良くならなかったら医者に行ってねと言うような詳細な説明もくれるのでとてもためになります。
薬剤師さんの中には付箋やシールに用法用量を書いて薬に貼ってくれる方までいました。
日本でもドラッグストアで薬剤師さんは勤務していますが、相談することは稀かと思います。
処方箋が無い薬に対しても薬剤師さんたちの助言が得られるドイツのアポティーケのシステムは一度でも良いので試してみる価値はあると思います。